ネットワークで思考せよ!
- Posted by gridy on 3 月 9th, 2010 filed in 取締役CTO SaaS/クラウドR&D本部本部長
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Think Networks!
ある本のタイトルにあったフレーズ。たぶん、Appleの”Think Different!”からインスパイアされたのだと思うけど。
グリッドや複雑系を考えているとどうしても「ネットワーク」というキーワードを中心にいろいろと物事を考えてしまう。というか世の中がネットワークで支配されているように思えて仕方がない。
日本には「コネ」とか「ワイロ」という文化(!?)が存在する(あるいは「裏口入学か!?」)。これは人や組織との紛れもないネットワークである。インターネットも電力網も、社会も細胞も脳の神経回路もネットワークである。地下鉄やJRの路線図もネットワーク。粘菌が張る触手もネットワーク。新型インフルエンザもたまごっちの流行もネットワークである。
やはりTwitterは面白い。SNSにはなかった臨場感に溢れている。決して「いまなにしてる?」だけではなくて、その人の一挙手一投足が分かってしまうようである。ホリエモンが北海道で宇宙開発事業に着手していて、その進捗具合が分かる。政府の会合の結果がテレビよりも速く伝わって来る。
人と人の繋がり、ネットワークの中に自分もいて、何かの臨界点に向かっていて、相転移のただ中にいることが体感できるところが本当に面白いと思う。過信しすぎてはダメですけどね!!
クラウドコンピューティングEXPO In NYC
http://cloudcomputingexpo.com/ 4月に開催されるクラウドコンピューティングEXPOに行きたい! でも残り1カ月・・・。 予約無理かな・・・。 誰か行くなら便乗したいけど。 誰か行く方いませんか? 行く予定の方いましたら、お声かけください! 是非検討しますので。 GRIDYグループウェアも順調ですし、ナレッジスイートもこれから十分変革を 起こせるSaaSですので、世界基準を見に行きたいです。 日本ではなく世界の情報をキャッチアップ! 悩む・・・。
Think Networks!
二年前に読んだバラバシの新ネットワーク思考という本を再読している。複雑系を知って本屋に飛び込み何も分からずながら最初に手にした本である。 また、私のIT Proでの連載の中に以下のような一節がある。 ----------------------------------- グリッドという単語は元々、「電力網」を指していた。つまり、網のように巡らされた電力線が、あたかもグリッド(格子)のように見えたからである。そのグリッドを伝わってきた電力が、コンセントにプラグを挿せば供給され、PCが動きテレビが映る。何のことはない、日常の風景である。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100223/344942/?ST=ep_growth ----------------------------------- この辺りをもう少し深掘ってみたいと思う。なぜかと言うと、グリッドが英語では電力網という意味を持っていて(Power Grid)、なぜ使いたいときに使いたいだけ使える「インフラ」としての電力を維持するためには「網(つまりグリッド)」という形状を形成しなければならないのか?ということについては非常に奥深い意味があるからである。 電力もガスも水力も間違いなく「網」上の配管が存在する。ガスタンクからダイレクトに家庭まで一本道で接続されていることはまずないだろう。ガスタンクから家庭にガスがやって来るまでには分岐や接続を繰り返し、「ハブ」のようにそこから各家庭に一斉に配られているような点も存在するハズである。その姿はインターネットの網や人と人との繋がり(つまり社会、コミュニティー)と非常に似通っている。なぜだろうか? 現在の日本中に張り巡らされた電力網は今現在の網を、電力会社が出来たときに全て予想して作られたわけではない。どうやって家庭まで配線するかはその時々決定し拡がって来たのである。これはインターネット網も同様である。意図せずに各々が好き勝手に効率を求めて配線して行った結果、今の「網」が自然に出来上がったのである。 その網はインターネットの大成功を見れば一目瞭然であるが、非常に効率のよいものとなっている。電力もガスも水道も企業努力はあるにせよ単一障害点(SPOF)も限りなく少ない非常に安定したネットワークとなっている。最近停電した、ガスが来ない、断水したと言う話しを聞くだろうか? 少し違うネットワークに目を向けることにする。身近なネットワークなのではあるが、通常はネットワークとは認識されにくいもの、、、「水」である。水は紛れもなくネットワークである。つまりH20の分子同士が水素結合を介して「つながっている」のである。この水同士も非常に効率が良いネットワークを構成していることが私たちには「体験」できる。 コーヒーを飲むときにお湯を沸かす。この沸かすという行為は冷たい水に火をかけることであるが、これは水分子の集合にエネルギーを与えることである。しかし、私たちはその水分子の集合にエネルギーを与えているのであって、特定の分子にエネルギーを与えているのではない。水分子側からするとある分子にエネルギーが与えられて振動が増し、水素結合が切れて、飛び回り始め、そのうち他の分子とぶつかり、ぶつかった分子がまたエネルギーをもらって水素結合が切れて、、、ということを連鎖的に繰り返すハズである。要するに水分子ネットワークを介してエネルギーが伝播する減少が「温度が上がる」ということである。 で、誰もが知っている通り、水は0℃で氷から水へ変化し、また100℃で水から水蒸気へと変化する(これを相転移という)。それではなぜ氷は水に、水は水蒸気に「申し合わせたように一斉に」相転移するのだろうか? ここにネットワークという考え方が必要になる。例えば人は何人知り合いがいれば世界中の人の中で孤立したグループではなく、辿っていけば世界中の人々と知り合えるチャンスが生まれるだろうか(ネットワークの距離が近い遠いは関係なく)?答えは一人である。つまり知り合いが一人でもいると世界中のありとあらゆる人とつながっているのである。辿って言って孤立してしまうということがないのである。水のネットワークはどうであろうか?分子間のぶつかりはランダムに動く訳であるから、確実に1以上である。つまり、水分子の1つが水素結合の閾値を超えると結合が離れ、あれよあれよと芋づる式にエネルギーが伝播され、一気に相が変化するのである(実際にはもっと複雑ではあるが)。 ここで興味深いのは水の相転移現象がその他の人の繋がり(社会)や電気やガスのネットワーク、またインターネット網についても当てはまるということである。例えば社会で言うならば「流行」という相転移現象が観察される。また新型インフルエンザの流行というのも同様な相転移現象で説明ができる。更にはネットワークの強度(あるいは弱さ)というものも同様に説明することができてしまう。インターネットのある一点を破壊してもインターネットの「全て」がダウンすることはない。同じように電気やガス網のある一点を破壊しても部分的に停電はするかも知れないがそのうち復旧する。社会も戦争やら飢饉が度々起きるが、それでも人類は生存し続けている。 グリッドも然りである。PCを資源としてみなし、また接続するということは単に便利になるということだけではなく、自然界に普遍な法則を垣間見ることでもあるのである。
メディアとしてのTwitter
チリの大地震の影響による津波の報道はまさに洪水のごとく日曜のテレビに溢れていた。しかし、私がもっとも早く情報を得たのはテレビではなくてTwitterの原口総務大臣のつぶやきであった。原口大臣は政府の決定や情報を何度もつぶやき、ある時にはテレビ報道よりも早く伝わった。 この原口大臣のつぶやきには記者から「なりすましがあったらどうするのか?」という意見もあったようだが、そういう懸念材料はあるにせよ私は今回の一連の流れをリアルタイムに体験してみて、Twitterは全く新しいメディアなんだな、と納得した。 メディアとしてのTwitterは今までのテレビやラジオのような「中央集権的」な報道のあり方を否応なしに変えざるを得ず、視聴する私たち市民も今まで以上に「受信する能力(情報選択リテラシー)」が求められ、発信側と共に受信側の責任も問われることになると思う。 ある意味今までの報道というのはある一握りのマスコミの独壇場であって、情報を送信する側に巨大な権限と責任とが集中していた。政府は情報に関してはその一部のマスコミを監視していれば良いわけで、受信側の市民は「のほほん」と垂れ流される情報を「選択せずに」受け入れるだけであった。しかし、Twitterのような発信側と受信側とが限りなくフラットでかつリアルタイム性がある形態では、情報の発信側だけではなくて受信側にも同じような責任が生じる訳で、先ほどの「なりすまし」ということも受信側での情報の選択(つまりどの情報が正しいか、あるいは正しくないかの仕分け)のスキルが非常に重要になってくるのだと思う。 http://twitter.com/complexsystem
2010年度予算ほぼ確定?子供手当実行
衆議院で2010年度予算が可決され、ほぼ来年度の予算実行計画が固まったようだ。 身近なところは、やはり自分も含め子供手当てだろう。 高速道路無料化はあまりぴんとこないも含め、財源不足による国の借金増加など ??の部分もあるが、子供手当て自体の目的には一定の評価できる。 (実際、3歳の子供がいる立場として、この時期の出費はじわりと家計内予算を圧迫しており、かなりの部分で 助かる。) ただ、経済という大き枠組みで考えた場合、この手当金は何に使われるのだろうか? メディアの調査からは、主に子供の将来のための積立という結果もでているが、 毎月の手当金は直接何かに充てるというより、間接的に何かに出費しているはずだ。 食費、洋服、保育園・幼稚園などなど以外と出費はかさむ。つまり、どこかに必ず金は流れているのだ。 今後の少子化対策として適したやり方かどうかは即座に判断しかねるが、全く何もやらないよりはよい。 子供を持つことで、間接的に経済活動が変わる可能性もあるかもしれない。 事実私は、子供の存在が、自らの経済活動のエネルギーになっていることは間違いない。 子供を産むことに将来不安を感じている若者男性や、一定期間社会からはずれることを恐れる女性も、 なかなか結婚、子供へと踏み切れないのは、お金だけではないはずだが、 一歩前にでる勇気も、ぜひ若者には持ってもらいたいと節に願いたい。 つぶやき
夢がない若者
一応言っておくと、「私も若者」ではありますが、、、私よりも若者(20代前半くらい)と話す機会が最近たくさんありますが、就職の悩みや卒論や修論についての悩み、彼氏・彼女のこととかいろいろと相談にのるのですが、共通して感じたのが「夢がない」ということです。いいや、夢は一応あるのです。「就職したい、、、」「彼女が欲しい、、、」と。 しかし、それは私の言いたい「夢」ではありません。近いうちに実現するだろうし、また実現しなければならないものも多いのです。ある学生は「大学を卒業することだけを目指していたら、大学を卒業した途端やるべき事が分からなくなった」と話していました。 私の言う夢とは「できるかできないのか分からないけれど実現したらすごいこと」「人類にとって有益なこと」「宇宙にインパクトを与えるようなこと(by.スティーブ・ジョブス)」です。 ウォールト・ディズニーはディズニーランドがオープンした時に、「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」と言いました。ディズニーランドは半世紀が経った今でも子どもたちの人気の的です。 また、あの有名なマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師は黒人の公民権運動の指導者ですが、「I have a dream」という名言を残しました。半世紀前のアメリカでは黒人と白人の差別が公然と行われていましたが、2008年なんとアメリカに黒人の大統領が誕生しました。 夢とは見えない事実を確認することだと思います。今何もなくても夢が実現したことをある意味前提として考えてみると、「今何をすべきか」ということが自ずと見えてくると思うのです。そういう夢を持っている人は人に少しくらい言われたからと、現状に多少の不満があるからと言って逃げ出したりはしません。その人には夢は現実ですからあとは黙々と信じて歩むのみなのです。 ブランドダイアログが掲げる「資源大国ニッポン」も易しいことではないですが、私と社員一同は確信して進んでいます。また皆さんの支えによりいろいろなスバラシイ兆しも見えています。 私たちはとにかく前進します! 世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ(by.ソクラテス)
